「YouTubeで企業案件を受けると、たくさんのメリットが得られる!」と思いませんか?
・たくさんの人に知ってもらえるように企業案件を受けたい!
・そもそも企業案件を受けるためには何からすればいいの?
という方も多いと思います。
ただ企業案件には、意外な落とし穴も。デメリットを理解せずに企業案件を引き受けると、後悔する可能性もあります。
そこでこの記事では、実際にいくつもの企業案件を経験してきた現役YouTuberのKが、企業案件を受けるメリットとデメリットを解説します。
ちなみにKさんは、企業案件ってどれくらい受けたことあるの?
4〜5年で100本くらいやったかな!
すごーい!どんな企業案件を受けたの?
スポーツウェアやゲームアプリなど、いろいろやったよ!
Kの経験から、企業案件を受けるためにやるべきこともお伝えしますので、ぜひこの記事を読んで動画投稿に活かしてくださいね。
目次
企業案件とは、企業が自社の商品やサービスの宣伝を依頼することです。
インフルエンサーと呼ばれるSNSで影響力のある人に依頼する事が多く、YouTubeだと動画で商品の紹介をして宣伝します。
商品の詳しい使い方や実際の動き・YouTuberの表情などを映像で伝えられるので、詳しく商品を伝えたい時にYouTubeはピッタリなのです!
企業案件を受ける時には、依頼を受けるかどうか見極めることも重要だよ!メリットとデメリットをしっかり押さえておこう!
- 報酬をもらえる
- 通常では扱わないものを扱える
- 案件を受ける企業によっては権威性がつくこともある
ひとつずつ説明するね!
YouTubeの企業案件を受けると、収益化の壁に関係なくまとまった報酬がもらえます。
そもそもYouTuberは、チャンネルを収益化するまでに「登録者1,000人と総再生時間4,000時間」という壁をクリアする必要があります。
収益化の壁に関して詳しく知りたい人は、以下の記事も併せてご覧ください。
関連記事 【収益化の壁を超える!!】現役YouTuberKがYouTubeの始め方を教えます
収益化できたら、広告収入をコツコツと積み重ねることで収益を得ます。
動画がたくさん再生されることで、お金が入ってくるってことだね。
企業案件を受けることで、1つの案件に対し「いくら」とまとまった報酬が支払われるのは、金銭的に大きなメリットです。
普段の動画では、扱わない商品やサービスを扱うこともあります。
これってどういうこと?
たとえば「普段は子ども向けのおもちゃ紹介をしているYouTuberさんが、新発売のお菓子を紹介する企業案件を受ける」とかが、考えられるね!
お菓子!?いいなぁ〜♪
普段扱わないものを紹介することで、YouTuber自身も刺激を得られたり、新たな分野の業界研究や情報収集ができたりする機会にもなります。
案件を受ける企業によってはYouTuberが権威性を持てるようになります。
権威性って?
社会的に認められる!と考えるといいかも!
この人はすごい!って思ってもらえるってことだよね!
誰もが知っているような大企業から案件を受けると「すごいYouTuberなんだ!」と認識してもらうことに繋がります。
権威性を高めると、今後の動画投稿でも効果的に自分の価値を伝えることができます。
- 商品紹介が中心になる
- 紹介するものによっては、信用・信頼を失うことがある
- チャンネルイメージの低下の可能性がある
特に、2は重要だからチェックしてね!
企業案件を受けると、動画では商品の魅力紹介が中心になります。
それが普通じゃない?
そうだね!宣伝を依頼されたからには商品の特徴や魅力をたくさん伝えなきゃいけない!
じゃあどうしてデメリットなの?
商品の紹介が中心になる分、YouTuberとしての自分の存在をあまり押し出せないことがあるんだよ。
企業案件を受けた動画は、普段の動画とは異なり、企業が押し出したい商品のポイントやイメージの要素が強くなります。
「企業案件」の要素が強いことを好まない視聴者層もいるので、企業案件を受ける際には、企業側とも動画のイメージや企画内容を共有しておく必要があります。
動画で紹介する商品、動画の投稿頻度によっては、YouTuber自身の信用や信頼を失うことにつながります。
たとえばですが、根拠もなく「絶対やせる!」とうたったサプリメントを紹介した場合。
「なんか怪しい…」と視聴者さんは思うかもしれません。動画を見て商品を購入したのに、まったく効果が得られなかった!という人も出てくるでしょう。
今までの信用を失うことになるんだね。
毎日のように商品の紹介をする動画をあげていたらどうでしょう?
「お金のためにやっているのかな…?」と嫌悪感を抱く視聴者さんが出てくるかもしれません。
YouTuber自身が「コレいい!」と思えるものを、適切な動画投稿で紹介しないといけないね。
企業案件を受けたからといって、親和性のない商品の紹介をしたり、企業案件の動画ばかりになってしまうと「これは好きだったチャンネルではない」と視聴者がチャンネルから離れていってしまうことも。
YouTuberの個性やセンスがキラリと光っていることが大事なんだね!
ジャンルを問わず企業案件に手を出すと、チャンネルの方向性が変わってきちゃうから考えて受けたほうがいいね!
企業は自社商品やサービスを宣伝してもらうにあたり、YouTuberに一定の報酬を支払います。
支払われる金額は本当にケースバイケース。YouTuberがどれくらい影響力を持っているかによっても異なります。
5万円もらえる場合もあれば、100万円の人もいるし1,000万円の人もいるしっていう感じだね!
企業案件の支払い方法もさまざまです。今回は5種類の支払いパターンを紹介します。
支払い方法はクライアントにもよるし、なんでもアリなことも!
YouTuberのチャンネル登録者数を基準として、支払い報酬を決めることがあります。
たとえば「チャンネル登録者数×3円(クライアントによる)」などとして算出するといった場合です。
仮に上記の計算式でいくと、登録者数が30万人のYouTuberに企業案件を依頼した場合、90万円の支払いをするということになります。
YouTuberが投稿している動画の再生回数から、支払い報酬を決めるパターンもあります。
この場合は「過去30日間の平均再生回数×5円(クライアントによる)」などとして、支払い報酬を算出します。
どうして平均再生数なの?
再生回数を不正に増やしたりすることが無いように、かな。
YouTuberへ商品を提供することが報酬になる場合もあります。
この場合「企業側は少額の報酬(商品提供)で宣伝を依頼することができる」というメリットがあります。
商品自体が報酬なんだね!
チャンネル登録者数が1万人以下のナノインフルエンサーに依頼する時に有効だったりするね!
番組の出演は、通常のタレントさんやモデルさんなどを起用する場合の出演料とあまり変わりません。
「どんな商品」で「どれくらいの期間」出演するのかなど、企業側YouTuberとの契約によって決まることが多いです。
最後に、コンバージョンに対して成果報酬を受け取る場合もあります。
コンバージョン目的の場合は、YouTubeの動画を試聴してもらうだけではなく、広告の目的に合わせて、視聴者に行動を起こしてもらう必要があります。
そもそもコンバージョンって何?
たとえば、視聴者からの「問い合わせ獲得」を目的とした企業案件の場合は「問い合わせフォームからの申し込み」がコンバージョンになるよ。
案件を依頼する企業によって、コンバージョンは変わるってことだね。
企業案件を受ける際には、普段の自由な動画撮影とは違い、注意点もあります。
企業案件を受ける時には、動画内で使ってはいけない「NGワード」の設定があるんだ!
他にも気をつけることはある?
また、企業案件のデメリットからもわかるように、依頼を受ける際には次の点も考慮しましょう。
・自分と親和性のある商品やサービスなのか
・動画の内容など企画のすり合わせはできているか
企業側にとっても、YouTuber側にとってもメリットになるよう、企業案件の内容をしっかりと見極めることが重要です。
企業案件を受けるためには連絡手段を明確にしておく必要があります。
企業から「あなたにぜひ依頼したい!」と思ってもらえても、連絡をとる手段がなければ企業案件を受けることはできません。
SNSのDMや、YouTubeの機能などをうまく活用できるようにしておきましょう。
また、企業案件を受けるために事務所に所属する!というのもひとつの手です。
企業案件は、事務所経由での依頼が一般的だからです。
企業案件を紹介してくれる代理店の活用、という方法もあります。
自分が好きなことを動画でちゃんと言っておくのも大事だよ!
「このYouTuberと言えば○○」って認識してもらうってことだね!
:そういうこと!なんでもかんでも好きっていうのはダメだけどね笑
企業案件のメリットとデメリットを、改めてまとめます。
- 報酬をもらえる
- 通常では扱わないものを扱える
- 案件を受ける企業によっては権威性がつくこともある
- 商品の紹介が中心になる
- 紹介するものによっては、信用・信頼を失うことがある
- チャンネルイメージ低下の可能性がある
企業案件を受ける時は、メリットだけでなくデメリットも理解した上で、自分のチャンネルにどのような影響があるのか適切な判断をしましょう。
もちろん、企業案件を受けることでYouTuberとして勉強になるものも多いはず!
企業案件を受けるためにやるべきことを意識しつつ、ぜひ依頼が来た際にはチャレンジしてみてくださいね。
とはいえ、YouTuberをやっていると、企業案件以外にも相談したくなることがあるのでは?
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